鳥インフル検出の養鶏場 処分、大幅遅れか
北海道清水町の養鶏場で16日、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたが、鶏の処分は大幅に遅れている。18日は約800人態勢で処分を進めている。
鳥インフルエンザウイルスが検出された北海道清水町の養鶏場には約21万羽の鶏が飼育されているが、17日はわずか3万羽余りの処分にとどまった。国は、ウイルスの検出が確認されてから原則24時間以内に処分し、72時間以内に埋めることとしているが、大幅に遅れる見通し。長期化が予想される厳戒態勢に、町民は不安を隠しきれないようだ。
北海道は、鶏の埋める場所を町内の牧場の敷地内に新たに設け、810人態勢で作業を進めている。