来年度予算編成 保育士の待遇改善へ
来年度の予算編成で焦点のひとつとなっている、保育士などの待遇改善について、政府は公費ベースで約1100億円盛り込むことを決めた。
政府は、保育の分野で不足する人材を確保するため、保育士の待遇改善を行うことを方針として掲げている。政府は19日、来年度の予算案に、保育士などの処遇改善に公費ベースで約1100億円盛り込むことを決めた。
これにより、全ての保育士の給与が毎月2%=6000円程度上がるほか、経験年数がおおむね7年以上で一定程度の研修を受けた職員に対しては毎月4万円程度、経験年数がおおむね3年以上で一定程度の研修を受けた職員に対しては毎月5000円程度、給与に上乗せされるという。