駅で乗客閉じ込め「シャッター閉まり寝た」
東京・足立区の北千住駅で先月、乗客の男性が、終電から始発までの間、駅の中に閉じ込められていたことが分かった。
閉じ込めがあったのは、つくばエクスプレスや東武線などの改札がある北千住駅仲町口のコンコース。首都圏新都市鉄道によると、先月17日未明、終電後に巡回した駅員が乗客の男性1人が残っているのに気付かず、出入り口のシャッターを閉めてしまったという。
約3時間後の午前4時過ぎに始発の準備中の駅員が改札付近で寝ていた男性を発見した。男性にケガはなかった。男性は「バッグを忘れたが見つけられずシャッターが閉まっていたので寝た」と話しているという。
つくばエクスプレスでは過去に同様の閉じ込め事案が5件起きているということで、首都圏新都市鉄道は、「閉鎖後の再巡回を徹底する」とコメントしている。