民進・山尾議員が釈明 元秘書が架空計上
民進党・山尾志桜里衆院議員は27日、今年4月に発覚した政治資金問題について釈明した。
この問題は愛知7区選出の民進党・山尾衆院議員が代表を務める政党支部が支出したガソリン代の額が、2012年の1年間に計約230万円に上ることが今年4月、明らかになったもの。
山尾氏は27日、名古屋市内で会見を開き、当時の秘書への聞き取りなどの結果、元秘書が、購入していないプリペイドカードを購入したかのように見せかけ、架空の代金として計217万円を計上していたと釈明した。不正な支出の使い道については明らかにしていない。
元秘書は今月15日に全額を弁済していて、山尾氏は検討していた刑事告訴については見送る方針だという。