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東京五輪予算“肥大化”民進議員が政府追及

2016年10月3日 15:39
東京五輪予算“肥大化”民進議員が政府追及

 3日の衆議院予算委員会で、民進党の小川淳也議員は肥大化が指摘される東京オリンピック・パラリンピックの予算について、政府の対応をただした。

 小川議員が、政府もオリンピック予算の肥大化に当事者意識を持つべきだと追及したのに対して丸川五輪相は、あくまで小池都知事の判断を見守る考えを示した。

 小川議員「これ、3兆円の事業費に本当に膨らむ潜在的な可能性はあるのかどうか、それについては政府として今明確にものを言えなきゃいけない。都の出方を待つ、都の出方を待つでは甚だ不十分だと思いますよ」

 丸川五輪相「(小池都知事が)オリンピックのために命がけで都政改革をやってるというその覚悟を頭ごなしにガバナンスができてないから国がやれというのは、私はとてもそんなことはできません。立場は違いますけれども先輩としての小池都知事を尊敬しております」

 丸川五輪相は「小池都知事の取り組みを見守った上でしっかりと調整する」と強調した。

 小川議員は第二次補正予算案に盛り込まれている東京五輪関連予算が「全体計画、全体予算にどう位置づけられたものか。その説明が予算案採決の最低条件だ」と述べた。