辺野古工事再開 翁長知事“阻止する決意”
防衛省沖縄防衛局は27日午後2時、名護市辺野古のアメリカ軍キャンプ・シュワブ内で、工事用の資材を置く作業ヤードの整備に着手し、埋め立て工事に向けた作業を再開したと発表した。
シュワブの浜辺では大型のクレーンがアームを伸ばし、仮設の桟橋を設置するための資材が置かれ、沖合では海上保安庁のボートなどが警戒に当たる様子も確認された。また、シュワブのゲート前では市民ら約200人が抗議活動を行った。
作業再開を受け、沖縄県の翁長知事は、「沖縄県民の怒りと悲しみはすごいものがありますから、そう簡単に物事は進みませんよと申し上げたいと思っています」と述べた。
今後、知事の裁量で様々な手法をとり、辺野古への移設を阻止する決意を示した。