東京都の小池知事は今年、最初の定例会見で夏の東京都議会議員選挙に向け、「勝てる候補を擁立したい」などと意気込みを語った。

　小池知事「改革の同志が大きく挑戦でき、勝利を収められるような方策をあらゆる選択肢をもって進めていきたい」

　東京都の小池知事は今年初めての定例会見で夏の東京都議会議員選挙に向けて「勝てる候補を擁立したい」などと意気込みを語った。また、公明党などとの選挙協力については、「選挙の時だけでなく、改革を進める仲間であるかしっかりと確認したい」などと述べた。

　小池知事は主宰する政治塾から候補者を擁立する考えで７日、候補者選定のための筆記試験が行われる。

　一方、来年度の予算編成に向けての知事査定で小池知事は待機児童の解消に向け保育士などのキャリアアップを補助するため２４４億円の予算を盛り込むことを明らかにした。東京都は昨年度から保育士の給与の月額の７％を独自に上乗せしていたが、来年度からはさらに７％上乗せするという。