文科省“天下り”調査チームで全職員調査へ
文部科学省は「天下り問題」を受け、全職員を対象に、国家公務員法に違反する再就職のあっせん行為がないかを調べる調査チームを23日付で設置した。
松野文部科学相「再就職等規制違反の疑いのある行為などの全容の解明に向けた調査を行います」
松野文部科学相は、一連の「天下り問題」の調査チームを23日、省内に設置したと発表した。調査チームは文科省の職員のみで構成され、再就職等監視委員会が指摘した国家公務員法違反の疑いがある28件を中心に、再就職のあっせんが禁止された2009年以降、違反行為がなかったか、調べる方針。
全職員約2000人や元職員を対象に、再就職のあっせんに関わる行為がなかったかヒアリングを行い、3月末までに監視委員会に結果を報告するとしている。