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世界初、他人のiPS移植 厚労省が了承

2017年2月1日 21:09
世界初、他人のiPS移植 厚労省が了承

 世界で初めて他人のiPS細胞から作った目の網膜細胞を、難病の患者に移植する臨床研究が厚生労働省の評価部会で了承された。

 了承されたのは、理化学研究所などが申請していた臨床研究で、他人のiPS細胞から網膜細胞を作り出して移植し、物の大きさなどが識別できなくなる「加齢黄斑変性」という難病の治療を目指すもの。

 3年前の2014年9月に行われた世界初の手術は、患者自身の細胞から作り出したiPS細胞を使ったが、他人のiPS細胞は世界で初めてのことになる。また、前回は、細胞をシート状にして細胞を移植したが、今回は、細胞を注射のように液体で注入する方法で移植する。

 今後、厚生労働相の正式な許可を待って、研究計画では5人の患者に移植されることになる。