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JALで搭乗断念2件、米“入国停止”受け

2017年2月3日 10:24
JALで搭乗断念2件、米“入国停止”受け

 アメリカ政府による入国停止措置の影響で、日本航空の便でアメリカへ向かおうとした乗客が搭乗を断念したケースが2件あったことが分かった。日本の航空会社では初めて。

 日本航空によると先月30日、海外の空港から日本経由でアメリカへ向かおうとした乗客が、チェックインの際、アメリカ政府が入国を停止している中東など7か国の国民であることが判明した。このため職員が「アメリカに入国できない」と説明したところ、乗客は搭乗を断念したという。

 また、先月31日には成田空港からアメリカへと向かう日本航空機に搭乗しようとした乗客が、同様の説明を受け搭乗を断念した。

 国土交通省によると日本の航空会社で搭乗断念が明らかになったのは今回が初めて。