他人のiPS細胞由来 世界初の移植手術へ
6日午後、世界初の手術へ向けて、研究チームが会見を開いた。
高橋政代医師「他家(他人)のiPS由来の色素上皮の移植は世界初」
他人のiPS細胞を使って行われる世界で初めての移植手術。物の大きさなどが識別しにくくなる目の難病「加齢黄斑変性」の治療を目指す。
患者自身のiPS細胞を使う場合、移植までの期間はおよそ10か月。費用は1億円ほどにのぼる。
それに対し、すでにある他人のiPS細胞を使えば、期間は最短で1か月に。費用も5分の1ほどに抑えられる。
研究チームは5人の患者を募集し、手術は今年6月末までに行いたい考え。