高齢タクシー運転手ら 技術競うコンテスト
東京・大田区で高齢のタクシー運転手らが運転技術を競うコンテストが行われた。
このコンテストは来月12日から道路交通法が改正され、高齢運転者に対する規制が厳しくなることを受けて警視庁が行ったもので、65歳以上の大田区内のタクシー運転手20人が参加した。
コンテストでは、S字クランク走行などの基本的な運転技術を競ったほか、人が飛び出してきた際に急ブレーキをかけられるかなどの瞬発力チェックも行われた。
警視庁によると去年、都内ではタクシーが絡む死亡事故が12件起きていて、そのうち6件が高齢の運転手によるもので、警視庁は今後も交通安全指導を進め、事故を防止したいとしている。