“森友”大阪府が「条件付き認可延期」検討
大阪の学校法人・森友学園が今春の開校を目指す小学校について、認可の決定権を持つ大阪府は、4月開校について「条件付きの認可延期」を検討していることがNNNの取材で明らかになった。
森友学園が小学校の4月開校へ向けて建設を進める一方で、大阪府の専門家らが作る審議会は、慎重に開校の認可について議論を進めている。
これまでの審議会では、学校運営ができる財務状況なのか疑問視する意見が相次いだほか、松井知事は敷地内で見つかったゴミの処理問題を指摘している。
大阪府がこうした状況を踏まえ、4月開校は難しいとして、条件を付けた上での認可の延期を検討していることが関係者への取材で明らかになった。大阪府は今月下旬の審議会からの答申を受け、最終的な判断を下す。