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国王“エスカレーター式”特製タラップで…

2017年3月13日 10:44

 中東・サウジアラビアの国王が大勢の随行員と共に12日、46年ぶりに来日した。

 サウジアラビアのサルマン国王は、12日午後7時前、羽田空港に到着した。サルマン国王の来日は即位後、初めてで、サウジアラビア国王が来日するのは、1971年以来、46年ぶり。サルマン国王は、サウジアラビア側が用意したエスカレーター式の特製タラップで地上に降り立ち、皇太子さまの出迎えを受けた。

 サウジアラビアは、原油価格の低迷が続く中、石油に頼らない経済構造をつくることを目指していて、今回の訪日には、「脱石油」に向け日本にさらなる経済協力を求める狙いがあるとみられている。

 国王は、政府関係者や王族など1000人以上を伴って来日していて、13日は午前中に岸田外相や小池都知事と面会し、夕方には安倍首相と首脳会談を行う予定。一行は15日まで日本に滞在する。