台風14号 3連休を直撃…早めの備えを
南の海上の台風14号は、今後、発達しながら北西に進み、18日には九州に近づくでしょう。19日には進路を東向きに変え、20日にかけて、本州付近を北東に進むとみられます。3連休の天気に大きく影響するおそれがあり、今後の情報に注意が必要です。
14日(水)午前3時に発生した台風14号は、15日(木)午前3時現在、日本の南の海上を、時速10キロで西に進んでいます。中心気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートルとなっています。
今後台風は、海面水温の高い海域を進むため、発達するとみられます。17日(土)には、強い勢力で沖縄県の大東島地方に近づくでしょう。その後、勢力を維持したまま、18日(日)には、奄美大島や九州南部にかなり接近するでしょう。予報円の中心を通った場合は、九州に上陸するおそれもあります。
19日(月)頃からは、進路を徐々に東向きに変えるとみられ、20日(火)にかけて、本州付近を北東に向かって進むでしょう。
台風や湿った空気の影響で、連休後半は全国の広い範囲で雨となり、台風が接近した場合は風も強まるでしょう。
台風が近づく前、16日(金)にかけては、九州北部から北海道にかけて、晴れるところが多い見込みです。避難場所の確認、排水溝の掃除など、早めの備えをお勧めします。
台風の進路予想には誤差があり、台風の進路や接近のタイミングが大きく変わることもあります。3連休にかけて最新の情報を確認するようにしましょう。