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原子力規制庁・片山新長官 「原発事故忘れず安全性の向上を」  原発再稼働“審査の効率化”取り組みも

2022年7月4日 17:44
原子力規制庁・片山新長官 「原発事故忘れず安全性の向上を」  原発再稼働“審査の効率化”取り組みも

原子力規制庁の新たな長官に就任した片山啓前次長が会見を開き、「原発事故を忘れず、継続的な安全性の向上を追求する」と抱負を述べました。

原子力規制庁・片山啓長官(59)「東京電力福島第一原子力発電所事故の反省・教訓・初心を忘れずに、継続的な安全性の向上を追求していきたい」

片山長官はこのように述べ、引き続き原発の安全性の向上に力を入れていく考えを示しました。

また、エネルギー需給のひっ迫などから原発再稼働に向けた審査を効率化すべきとの声があることについては、「安全についての妥協は許されない」とした上で、「(審査を)早くやるためには、どういうアプローチをとることがいいのか、考え続けなければいけない」とし、審査の効率化についても取り組む考えを示しました。