東京五輪「有明体操競技場」建設現場を公開
2020年東京オリンピック・パラリンピックで、体操競技などが行われる「有明体操競技場」の建設現場が公開された。
有明体操競技場は屋根が木でできているのが特徴。つり上げ作業では、1時間に約5メートルと、ゆっくりつり上げられていく。
「有明体操競技場」では、体操競技とボッチャが行われる予定。工事は去年11月から始まり、現在、1日約300人が作業を行っている。
屋根には国産のカラマツが使われていて、ゆるやかなアーチ状を支えるため、「張弦梁構造」になっているのが特徴。完成すれば、国内最大級の木造屋根になる。会場には観客席1万2000席が設置されるが、大会後に全て撤去し、東京都が展示場として使う予定。
工事は順調に進んでいて、来年10月末に完成する予定。