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ヒルトン福岡 駐日キューバ大使の宿泊拒否

2018年11月14日 11:55
ヒルトン福岡 駐日キューバ大使の宿泊拒否

アメリカ企業系列である福岡市のホテル、ヒルトン福岡シーホークが先月、アメリカの経済制裁の対象であることを理由に、駐日キューバ大使の宿泊を拒んでいたことがわかった。

キューバ大使館によると今年9月、キューバ大使と大使館員が出張のため、ヒルトン福岡シーホークの部屋を予約した。しかし、宿泊当日の先月2日に、ヒルトン側から「キューバの要人は泊められない」と旅行会社を通じ連絡があり、カルロス・ペレイラ大使は宿泊できなかった。

拒否の理由について、「アメリカの経済制裁の対象国の政府関係者であるため」と後日、説明があったという。

国籍を理由にした宿泊拒否は旅館業法の趣旨に反するとして、福岡市はヒルトン側に、改善を求める行政指導をしたとしている。