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平成9年のヒット商品は?たまごっち旋風

2018年12月12日 13:34
平成9年のヒット商品は?たまごっち旋風

ヒット商品で振り返る「さよなら平成」。ポケモン、失楽園、ポータブルMD…今回は平成9年(1997年)です。

1位「たまごっち」…携帯して遊べる育成ゲームの元祖。
2位「もののけ姫」…当時の日本映画興行収入をぬりかえた。
3位「失楽園」…過激な描写が話題に。
4位「ロスタロット フェースラインエフェクターエクストラ」…小顔になれる美容液と話題に。
5位「国内線マイレージサービス」…画期的サービスが国内線でも運用開始。
6位「タイガー・ウッズ」…史上最年少でマスターズトーナメント初優勝。
7位「ポケモン」…ピカチュウは世界中で大人気。
8位「ポータブルMD」…音楽をポケットに入れて持ち歩く。
9位「PM-700C」…高画質で高速印刷を実現。
10位「高画質デジタルカメラ」…画素数向上で市場拡大。

今回、注目したのは1位の「たまごっち」。

デジタル携帯ペットというコンセプトで1996年11月に発売されたたまごっち。画面の中の生き物に、エサをやり、しつけをして世話をします。ほったらかすと、性格が悪くなり、死んでしまうことも。ペットを飼うという疑似体験。これが、爆発的なブームに。発売から3か月で75万個を売り上げ、品薄な状態が続きました。

たまごっちがどこで買えるかがインターネットで話題になり、売り出し情報が出ると、客が殺到。神奈川県のディスカウントストアでは、販売数200個に対して、5000人が集まりました。

抽選で行われた販売。当選が発表されると、一喜一憂。大ブームを巻き起こしたたまごっちは、その後世界へ進出。全世界で、8200万個を販売しました。


【the SOCIAL さよなら平成より】