イノシシ現る…住宅地で大捕物 熊本市
29日午後、熊本市の住宅地に野生とみられるイノシシ1頭が現れ、警察などによる大捕物が繰り広げられた。
イノシシが現れたのは熊本市南区の住宅地。警察と熊本市鳥獣対策室によると、午後1時頃、近くにいた人がイノシシを見つけ、警察に通報した。
警察と市の職員など十数人が追い込んだが、イノシシは包囲網をかいくぐり必死に逃げようとした。そして約2時間後、ようやく捕まり、その場で駆除された。イノシシは体長およそ1メートルのオスの成獣とみられる。
熊本市では前の日からイノシシの目撃情報が相次いでいたが、ケガ人はいなかった。
熊本市でのイノシシの目撃は今年4月以降9件目で、10月には突進された男性が軽いケガをしている。