“勤労統計不正”事務次官「心からおわび」
厚生労働省の統計不正問題で、事務方トップの鈴木事務次官が24日朝、陳謝した。
鈴木俊彦事務次官「国民の皆様に心からおわびを申し上げたいと思います」
鈴木事務次官は、のべ2000万人以上への雇用保険などの不足分の支給について、「できるだけ早く、しっかり正確に、お支払いできるように全力を尽くしたい」と述べた。
特別監察委員会の報告書は厚労省の「組織的な隠蔽(いんぺい)」について、「認定できない」としているが、鈴木事務次官は「その結果に尽きるというふうに考える」と繰り返した。
自らの進退を問われると「統計の信頼の回復と追加給付をしっかりやることが私の責任」と述べた。