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不正調査問題 厚労省に「追加支給」要請

2019年1月23日 15:15
不正調査問題 厚労省に「追加支給」要請

毎月勤労統計の不正調査問題をめぐり、自民党の小泉進次郎厚生労働部会長は、給付額が足りなかった、現在の雇用保険の受給者に対し、今年度中に足りなかった分を追加で支給するよう、厚労省に求めた。

自民党の厚生労働部会では特別監察委員会の調査結果が報告され、出席者からは原因究明や再発防止を求める声が相次いだ。

毎月勤労統計が不正に調査されたことで、雇用保険の受給者には平均1400円ほど少なく給付されていて、小泉部会長は速やかに追加で支給するよう求めた。

自民党厚生労働部会・小泉部会長「絶句するような、言葉が出てこない感覚を我々議員も持つのは、あまりに初歩的、基本的なんですよ。本来、支払われるべき額が支払われていないのであれば、それを1日でも早く支払うべき」

小泉氏は、まずは雇用保険を現在、受給している、およそ80万人を対象に今年度中に不足分を追加で支給するよう要請した。これに対し、厚労省はシステム改修などを急ぎ、対応する考えを示した。

また、自民党は、過去に雇用保険を受給していた人についても作業工程表を作らせ、追加の給付を急がせる方針。