大阪府泉佐野市が、ふるさと納税で寄付した人に対し、返礼品に加えてアマゾンのギフト券をプレゼントすると発表した。

「閉店キャンペーン」と銘打って行われるこの企画。泉佐野市によると、ふるさと納税をした人に対し、通常の返礼品に加えて、寄付額の最大２０％分のアマゾン・ギフト券を贈る。申し込みの期限は３月末までで、総額が１００億円に達した時点で打ち切るという。

ふるさと納税を巡っては、総務省が過度な返礼品を問題視して、今年６月から「調達額が寄付額の３０％以下の地場産品」に限定する方針を示していた。

泉佐野市は、昨年度、全国一の寄付金を集めたが、規制が厳しくなると大幅に減少する見込みで、規制前にギフト券で寄付を呼び込み、協力企業への影響を少なくする狙い。