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阿蘇山が噴火 噴火警戒レベル「2」を維持

2019年4月16日 18:57
阿蘇山が噴火 噴火警戒レベル「2」を維持

熊本県の阿蘇山が噴火した。気象庁は、噴火警戒レベル「2」を維持し、火口から1キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。

気象庁によると、阿蘇山の中岳第一火口は16日午後6時28分ごろ、噴火した。気象庁は中岳第一火口から約1キロの範囲には立ち入らず、大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけている。また、風下側では、小さな噴石や火山灰が風に乗って降る恐れがあり、注意が必要。

阿蘇山が噴火するのは2016年10月以来、約2年半ぶり。阿蘇山では、4月14日に地下の熱水やマグマなどの動きを示す「火山性微動」がやや大きくなり、また火山ガスが多い状態が続いていたため、気象庁は4月14日に噴火警戒レベルを「1」から「2」に引き上げ、警戒を呼びかけていた。