世界遺産候補 佐渡金山「情報照会」を勧告 イコモス
世界遺産に推薦されている新潟県の「佐渡島の金山」について、ユネスコの諮問機関であるイコモス(=ICOMOS)は、「情報照会」を勧告しました。
江戸時代を中心に日本最大の金の生産地として発展した「佐渡島の金山」について、イコモスは日本時間の6日、追加情報の提出を求めた上で次回以降に審議を持ち越すことを適当とする「情報照会」を勧告しました。
イコモスは「佐渡島の金山」について手作業による採鉱や製錬技術が継続した地域であることなどを評価した一方、構成資産の1つである「相川鶴子金銀山」の一部について資産から除外すべきなどと指摘しています。
政府は今後、新潟県などと協力し来月インドで行われる世界遺産委員会での「佐渡島の金山」の世界遺産登録を目指し、取り組んでいきたいとしています