百舌鳥・古市古墳群 世界遺産へ登録勧告
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国内最大の古墳「仁徳天皇陵」などからなる大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」が、世界遺産に登録される見通しになった。
文化庁は13日夜、ユネスコの諮問機関・イコモス(=ICOMOS)が、大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」について、世界文化遺産への登録が適当と勧告したと発表した。
「百舌鳥・古市古墳群」は、日本最大の古墳として知られる仁徳天皇陵や、応神天皇陵など45件、49基の古墳で構成されている。
来月下旬からアゼルバイジャンで開かれる世界遺産委員会で正式に登録が決まる見通しで、登録されれば、国内の世界遺産としては23件目となる。