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“即位祝い品受け取り”認める案を閣議決定

2019年6月7日 10:43
“即位祝い品受け取り”認める案を閣議決定

天皇陛下の即位にあたり、皇室が法令で定められた額以上のお祝いの品を受け取ることができるようにする議決案が閣議決定された。

皇室が一定額以上の財産を譲ったり、譲り受けたりする場合には、憲法や皇室経済法などの規定によって国会の議決が必要。

7日、閣議決定された議決案は、天皇陛下の即位礼正殿の儀前の今年10月11日から50日間に限り、皇室は内閣が定める団体などから即位を祝う品を譲り受け取ることができるとしていて、今後、国会に提出されることになる。

過去には、1990年に前の天皇の上皇さまの即位を祝う品の受け取りと皇室から社会福祉事業に1億円以内を寄付することを認める議決が行われていた。

今回も皇室からの寄付についても検討が進められているという。