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自然災害被害リアルタイム予測 サイト公開

2019年6月17日 15:25
自然災害被害リアルタイム予測 サイト公開

今年も、台風や大雨による災害が心配される中、自然災害による被害をリアルタイムに予測するシステムが開発され、ウェブサイトでの公開が始まった。

自然災害による被害を、瞬時に予測するシステムを開発したのは、大手の損害保険会社や、気象庁と共同研究する横浜国立大学の筆保准教授など。

このシステムは、台風や大雨の際に、気象庁の降水量や最大瞬間風速などの観測データや、全国の建物のデータベースから、どれほどの数の建物が被災するかをリアルタイムに予測するもので、ネットで「cmap被害」と検索すると誰でも無料で確認することができる。

横浜国立大学・筆保弘徳准教授「ここの地域はこれぐらいの建物が壊れますよって言われると、自分のことのように感じるんじゃないか」

被害の予測は、震度5弱以上の地震が起きた時にも10分以内に公開される予定で、迅速な人命救助への活用も期待されている。