天皇陛下、来日中のモロッコ衆議院議長と面会
天皇陛下は6日午後、皇居・御所で、来日中のモロッコのタールビー・エル・アラミー衆議院議長と面会されました。
懇談されたのはおよそ20分で、議長からは、日本とモロッコの関係について、様々な分野で大変良好であり、モロッコ国民は日本からの支援に感謝していることなどの説明があったということです。
また、気候や水の問題について、議長からモロッコの去年の干ばつや今年の降雪についての説明があり、水問題を専門とする陛下は、1997年の第1回世界水フォーラムがモロッコで開催されたことやこの分野でのモロッコの貢献について話されたということです。
また、陛下は1991年にモロッコを訪問した思い出を述べられ、議長からは再びの訪問を心待ちにしているという発言があったということです。
陛下と議長は、挨拶などは英語で会話し、それ以外は通訳を介してフランス語で会話されたということです。