JR運転士が走行中に居眠り…乗客が撮影
電車の走行中に居眠りをした運転士を乗客が撮影していた。JR東日本千葉支社は居眠りをした事を認めた上で謝罪した。
千葉県内を走行する電車の運転席を映した映像。運転士が左手でレバーを握り、電車を走らせている。しかしよく見ると、頭がフラフラと力なく揺れているのが分かる。さらに、数秒もの間、目をつぶった運転士。そして、小さく顔を上げた瞬間、レバーを手前に引いた。動画の撮影者は、運転士の様子について――
動画の撮影者「うつらうつらしてて、ちょっとたまに長めに下向いて寝てる感じ。それが繰り返されてました。見たら寝そうだなと『あっ寝てるな』とすごくわかりやすくて」
運転士は居眠り運転をしていたと話す。撮影者によると、先月25日の午後、JR外房線の蘇我駅から永田駅へ向かう車内で撮影。当時、車内には全ての席が埋まるほどの乗客がいたという。
動画の撮影者「たくさんの人を、毎日、人を乗せているものなので、事故とか起きたら大変だし、怖いなと思いました」
運転士は居眠り運転をしていたのか。外房線を管轄するJR東日本千葉支社が調査したところ、運転士は「うとうとしてしまった」と居眠りを認めたという。JR東日本千葉支社は「お客様にはご心配、ご迷惑をおかけいたしましたことを深くおわびいたします」と謝罪している。