横浜シーサイドライン 自動運転再開へ
神奈川県横浜市で今年6月、無人自動運転の列車「シーサイドライン」が逆走した事故で、運行会社は31日に自動運転を再開すると発表した。
この事故は今年6月、横浜市の新杉田駅で「シーサイドライン」が逆走して車止めに衝突し、17人がケガをしたもの。
自動運転を制御するケーブルが断線し、進行方向が切り替わらなかったことが原因とみられている。
運行会社は進行方向に異常が発生した場合、出発できなくなる仕組みにしたほか、万が一列車が動いても即座に非常ブレーキがかかるよう、改修を行った。
そして、「再発防止策が有効であることが確認できた」として今週31日から自動運転を再開すると発表した。しばらくの間は保安要員を乗車させるという。