「電子申告ゲート」訪日外国人にも拡大
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スマートフォンのアプリを使って税関申告の手続きができる「電子申告ゲート」の利用が、27日から訪日外国人にも拡大された。
日本で初めて成田空港の第3ターミナルに導入された「電子申告ゲート」はスマートフォンのアプリに事前に情報を入力すれば入国の際の税関申告手続きができるもので、QRコードとパスポートを読み取り機にかざせばゲートを通過できる。
英語や中国語、韓国語など5言語に対応していて、これまで1人あたり平均で30秒から40秒かかっていた通関の時間を5~6秒にまで短縮できるという。来年春までに6つの空港で導入されるという。
成田空港では27日から外国人の出国手続きが顔認証で行えるゲートの運用も始まった。東京オリンピック・パラリンピックの開催を前に訪日外国人の利便性を高め、混雑の解消につなげる狙い。