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英語民間試験 3割近い大学が“活用未定”

2019年8月27日 18:41
英語民間試験 3割近い大学が“活用未定”

来年度から始まる大学入試の新たな共通テストに導入される英語の民間試験について、3割近い大学で活用するかどうかまだ決めていないことがわかった。

新たな共通テストの英語の試験には、「英検」や「TOEFL」などの民間試験の結果を活用することができる。文科省が、大学や短期大学などの活用状況を調べたところ、1070校のうち法政大学や帝京大学など全体の3割近くに当たる296校はすべての学部・選抜方法で活用するかどうか「未定」だった。

文科省は、遅くとも来月中には方針を決定して公表するよう、学校側に求めるとともに、民間の英語の資格検定試験の実施日や会場などの情報を受験生に提供するポータルサイトを27日、開設した。