19日、藤井聡太五冠が20歳の誕生日を迎えました。20日から行われる王位戦七番勝負第3局は、20歳になって最初の対局となります。藤井五冠が語った“ハタチの抱負”とは？

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19日午後3時半、藤井聡太五冠が姿を見せたのは、神戸市にある有馬温泉の旅館です。20日から行われる王位戦七番勝負第3局の会場を下見しました。

藤井五冠は19日、20歳の誕生日を迎え、抱負を語りました。

藤井聡太五冠（20）
「きょう20歳になったということで、羽生（善治）九段だったり過去の棋士の方を見ると、20代半ばまでに非常に活躍されている方が多いと思うので、それまでの期間というのが、自分にとっても全く同じように大事になってくるのかなと思っていますし、その期間に、しっかり実力を高めていけるように頑張っていきたい」

史上最年少の14歳2か月でプロ入りした藤井五冠は当時（2016年）、「毎日将棋をしてきたので、（将棋は）自分の一部みたいな感じ。まず実力をもっとしっかりとつけて、タイトルが狙える位置にくればいいかなと」と話していました。

藤井五冠は現在、将棋の8大タイトルのうち5つを保持しています。このうち、王位戦ではタイトル防衛をかけて豊島将之九段と対戦中で、これまで1勝1敗となっています。20日からの第3局は20歳になって最初の対局となりますが、記者からは次のような質問がありました。

――20歳というと、“お酒”ということになってくるが？

藤井聡太五冠（20）
「対局がありますので、まあ特に…20歳になったから、すぐにということはないんですけど、それに関しては今まで通り臨みたいと思っています」