千葉停電 一部地域でボランティア募集開始
千葉県を中心とした大規模な停電は5日目に入り、住民の生活への影響は依然、深刻な状態が続いている。
約1万7000軒で停電が続く、南房総市。13日朝も、電気が通る避難所に、携帯電話の充電を求める人たちが集まっていた。また、千葉県内では、いまだ約2万7000戸で断水が続いていて、住民の疲労がたまっている。
給水所に来た人「食欲もない。おなかはすくんだけど、口にものを入れる気がしなくてね。家も壊れてるからそれも早くって気ばっかり焦ってる」
一方、君津市では、幼い子どもや高齢者などを優先して受け入れている「特別避難所」が、開設されている。12日は16世帯32人が、冷房がきいた室内で夜を過ごしていた。
避難所に来た人「ずっと寝られてなかったので(今晩は)寝られると思います。暑くて寝られなかったですね、やっぱり」
千葉県内では、避難所113か所で448人が避難生活を送っている。また鋸南町など一部の地域ではボランティアの募集が始まった。ボランティアの受け入れについては千葉県の社会福祉協議会のホームページで確認を。