福井県立大に「恐竜学部」新設を…文科省の審議会が答申
来年度、福井県立大学に「恐竜学部」を新設することを認めるよう、文部科学省の審議会は28日、大臣に答申しました。
文部科学省の「大学設置・学校法人審議会」で新たに認可の答申が出されたのは、福井県立大学の恐竜学部です。
福井県は日本最大級の恐竜化石の発掘現場があるなど、恐竜王国とも言われ、キャンパスは、恐竜のまちとして知られる勝山市に設置される予定です。
恐竜学部では、これまで恐竜の情報発信の拠点となってきた県立の恐竜博物館と連携して、恐竜の調査や研究・展示などに学生も参加していくということです。
福井県立大学では、VRやARなどのデジタル技術も活用して恐竜が生息していたころの環境を正確に復元するなどの研究も行い、世界的な恐竜研究の拠点大学を目指したいとしています。