新たな巡視船「わかさ」海保に引き渡し 日本周辺海域“緊迫情勢”に対応へ
緊迫化する日本周辺海域の情勢に対応するための海上保安庁の新たな巡視船が造船会社から引き渡されました。
降りしきる雨の中、海上保安庁の旗が掲げられたのは新たな巡視船「わかさ」です。
全長およそ96メートル、総トン数およそ1500トンの大型の巡視船で、30ミリの機関砲が搭載され、ヘリの離着陸や給油も可能です。
海上保安能力強化の一環で、72億円をかけて造られた「わかさ」は京都府の舞鶴海上保安部に配属され、原発などへのテロ警戒警備や違法操業する外国漁船への対応などにあたる予定です。