“統一教会”関係団体会合の懇親会で会費 加藤厚労相が就任後初の会見で説明
10日、新たに就任した加藤厚生労働大臣は同日夜、就任後初めての記者会見を行い、いわゆる「統一教会」との関係について、教団の関係団体の会合の懇親会に会費を支払ったほか、関連団体のイベントに祝電をおくったことや関連団体の取材に応じるなどしていたことを改めて説明しました。
具体的には2014年と2016年に関連団体の会合の懇親会に、それぞれ会費を秘書が代理で持参したほか、2018年には地元・岡山で行われた関連団体のイベントに祝電をおくり、秘書が代理で出席をしていたということです。
一方、教団や関連団体から選挙協力があったかどうかについては、人の派遣などは受けていない、と説明しました。
加藤大臣は岸田総理大臣から旧統一教会との関係を点検し、厳正に見直すよう指示を受けたとして「今後はこうした団体とは、一切関係をもたない」と述べました。