「TCB東京中央美容外科」運営法人に申告漏れ指摘 約9億円の追徴課税
全国で美容クリニック「TCB東京中央美容外科」を100院以上展開する医療法人などが、およそ8億円の申告漏れを指摘され、およそ9億円の追徴課税を受けていたことがわかりました。
追徴課税を受けたのは、「TCB東京中央美容外科」を運営する医療法人社団「メディカルフロンティア」などです。
関係者によりますと、「メディカルフロンティア」などは、全国でTCBグループのクリニックを運営する院長の一部について、個人事業主として確定申告し、新規開業から2年間は消費税が免税となる措置を利用して消費税などの納税を免れていたとみられています。
仙台国税局や東京国税局などは、2023年6月までのおよそ4年間でおよそ8億円の申告漏れを指摘し、このほか実態のない業務委託費の計上などを含めて、追徴税額はおよそ9億円にのぼるということです。
「メディカルフロンティア」は日本テレビの取材に対し、「対応できない」としています。