山梨県でも豚コレラ 野生イノシシから検出
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山梨県は、捕獲した野生イノシシから豚コレラウイルスが検出されたと発表した。イノシシへの感染確認は山梨県では初めて。
山梨県によると、豚コレラに感染していたのは10月29日に北杜市で調査のため捕獲された雌の成獣1頭。検体を調べたところ、県と国の検査でいずれも陽性反応が出た。イノシシはすでに埋却処分されている。
捕獲場所の半径10キロ以内には養豚農場が2戸、イノシシの飼育施設が1戸あり、県は急きょ立ち入り検査を実施したが、異常は確認されていない。
農林水産省は、豚コレラワクチン接種の推奨地域に山梨県を新たに追加した。