脱脂粉乳の輸入枠30%減少へ~農林水産省
ヨーグルトやアイスの原料となる脱脂粉乳の輸入枠が、30%減少することになった。
脱脂粉乳は、日本の酪農を守るために海外から輸入できる上限が年度ごとに決められている。今回、農林水産省は来年3月までの脱脂粉乳の輸入枠を2万トンから1万4000トンへと30%減らすと発表した。
脱脂粉乳は、健康志向の広まりとともにヨーグルトの人気が高まるなど需要が伸び、輸入枠も増やしてきた。しかし、ここ最近になって、想定よりもブームが落ち着き、脱脂粉乳が余ってきているという。
農水省では輸入枠を減らすことで脱脂粉乳が市場でだぶつくことを避けたい狙い。