無関係の女性を犯人扱い 市議が辞職願提出
茨城県の常磐自動車道で起きた「あおり運転殴打事件」で、無関係の女性を犯人扱いしたとして訴えられている愛知県豊田市の原田隆司市議が2日、辞職願を提出したことがわかった。
原田隆司市議は2日午前、豊田市議会の議長に辞職願を提出し、受理されたという。
原田氏は、今年8月の茨城県の「あおり運転殴打事件」で、事件とは無関係の女性の顔写真について、容疑者と断定するデマ情報を自身のフェイスブックで拡散し、女性は損害賠償110万円を求め提訴している。
先月、フェイスブック上で謝罪し、翌日に記者会見を開いたものの、女性側は和解する意思はなく、裁判で争う姿勢を崩していない。
NNNの取材に対し、「これ以上、迷惑かけられない。女性におわびにも行く」などとコメントし、週明けには再び記者会見を検討しているという。