店員が好き勝手にしてもOKの喫茶店
店員が自由に好きなことができる、そんな喫茶店が神奈川県横浜市にある。そこでは、障害者が社会と自然につながる温かい空間が生まれている。
横浜市の喫茶店カプカプで働いているのは、18人の障害者。主な仕事は、接客やお菓子の製造だがその場にいるだけでも働いていることになる。
本を読んでいる店員もいれば絵を描いている店員もいる。やっていることは人それぞれだ。決められたことをやるだけでなく好きなことをしながら、ここにいることが大事な役割だ。
お客さん「温かみだよね、みんな気持ちがいいんだよね。ハグしてくれたりね」
訪れる人たちは、コーヒーを飲みに来るだけでなく、ここで働く人たちに会うことも楽しみのひとつだという。客の多くは近隣にある団地のお年寄りたち。店で働く障害者たちは、近隣住民と関わりをもつことで地域の一員となり、今ではなくてはならない存在になっている。
喫茶カプカプ 鈴木励滋所長「ここに来ている人たちが生き生きしてほしいのがメインなので。手段のひとつとして喫茶があって(来る人に)“ここいいな”と思ってもらえたらってやっています」
【the SOCIAL lifeより】