秋元議員の議員会館事務所など家宅捜索
自民党の秋元司衆議院議員の地元事務所と議員会館の事務所に東京地検特捜部が19日午前、外為法違反の疑いで家宅捜索に入った。
19日午前9時半すぎ、東京地検特捜部は東京・江東区にある自民党の秋元司衆議院議員の地元事務所に、外為法違反の疑いで家宅捜索に入った。また、午前11時ごろには衆議院の第一議員会館の事務所にも特捜部が家宅捜索に入った。
この事件では、IR(=統合型リゾート施設)への参入を目指していた中国企業日本法人の元役員が、海外から数百万円の現金を無届けで日本に持ち込んだ疑いで特捜部が捜査をしている。
関係者によると、特捜部はこれまでに、秋元議員本人や、中国企業がIRの参入を目指していた北海道留寿都村の村長などから任意で事情を聞くなどしているという。
特捜部は、事務所から押収した資料などを分析し、事件の全容解明を進めるとみられる。