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“神宮外苑再開発”近隣住民ら約150人参加し説明会 多くの樹木伐採に懸念の声

2023年7月18日 1:51
“神宮外苑再開発”近隣住民ら約150人参加し説明会 多くの樹木伐採に懸念の声

多くの樹木を伐採することへの懸念の声があがっている東京都の神宮外苑地区再開発計画について、事業者側が17日、説明会を行い、近隣住民らおよそ150人が参加しました。

神宮球場や秩父宮ラグビー場の移設や建て替えを行う神宮外苑地区の再開発計画について、17日夜の説明会では、事業者側から施設の老朽化やバリアフリー対応などを理由に必要性が示されました。

その上で、保全する木の本数を増やすことや木の根などに影響がないよう神宮球場の建設計画変更を検討することなどが説明されました。

説明会 参加住民
「世界に誇れる(銀杏)並木だと思うので、将来に今の形で景観を残してもらいたい。野球場はどこでもつくれるけど、神宮の外苑は他にはつくれないんで」

住民からはこのほか、高さおよそ190メートルのビルができることで景観が損なわれることへの懸念や、住民の声を反映したまちづくりを要望する声があがりました。

事業者の三井不動産は、今後も住民からの質問や要望を受け付けるとした一方、「計画の大枠を変えることはない」としています。

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