大分・日田市に「大雨特別警報」 命を守るため最善の行動を
九州北部地方ではこれまでに経験したことのないような大雨になっています。気象庁は福岡県に続き、大分県にも「警戒レベル5」にあたる大雨特別警報を発表しました。災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況で、ただちに命を守る行動をとるように呼びかけています。
気象庁は10日午前8時に大分県日田市に「大雨特別警報」を発表しました。現在、大雨時別警報が出ているのは、福岡県の朝倉市と東峰村と添田町と久留米市と八女市とうきは市、大分県の日田市です。これらの自治体ではこれまでに経験したことのないような大雨となっていて、災害がすでに発生している可能性が極めて高いということです。
大雨特別警報は5段階の警戒レベルのうち最も危険性が高い「警戒レベル5」にあたります。命の危険が迫っているため直ちに身の安全を確保するように最大級の警戒を呼びかけています。
今後の雨の降り方によっては他の市町村にも大雨特別警報発表の可能性があります。気象庁は、大雨特別警報の発表を待つことなく、自治体からの避難情報に従い身の安全を確保してほしいと呼びかけています。