“賃金引き上げ”89.1パーセント 2年連続増加 厚労省調査
厚生労働省の調査によりますと、ことし1月から12月までに「平均賃金を引き上げた、または引き上げる」と回答した企業は、89.1パーセントで去年より3.4ポイント増加し、2年連続の増加となりました。
また、一人あたりの平均賃金の引き上げ率は3.2パーセント、月額では9437円となり、去年より、1.3ポイント増加して現在の調査方法となった1999年以降、もっとも高いということです。
厚生労働省は、「物価の高騰や人手の確保などを考慮した企業が多いため」だとして、今後も賃上げの動きが続いていくか注視していくとしています。