同性婚“法制化”岸田総理に要請書 前総理秘書官の発言うけ…当事者「いつまでこの国で差別を受け続けなければならないのか」
同性婚などをめぐり、荒井前総理秘書官が差別的な発言をしたことを受け、同性婚の法制化を求める団体の代表者らが会見を開き、迅速な法整備への着手などを訴えました。
同性婚法制化求める団体理事 寺原真希子さん「性的マイノリティーの人々の尊厳を深くキズつけるものであると同時に、日本社会全体に誤ったメッセージを与え、差別を助長するものです」
16日午後、同性婚の法制化を求める団体の代表者らが会見を開き、荒井前総理秘書官の差別的な発言により、「いつまでこの国で差別を受け続けなければならないのか」といった当事者らの声とともに、今月6日に岸田総理に対し提出した要請書についての報告を行いました。
要請書では、今年5月に開かれる「G7広島サミット」までに性的マイノリティーの権利保障を検討するチームをつくり、同性カップルなどからのヒアリングを実施するなどの実態の把握を求めたということです。