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高齢化進む拉致被害者家族 親世代2人だけ

2020年6月9日 19:17
高齢化進む拉致被害者家族 親世代2人だけ

拉致被害者家族の高齢化が進んでいます。横田めぐみさんの母・早紀江さんは現在84歳。

有本恵子さんの父・明弘さんは91歳。そして、母・嘉代子さんは今年2月3日に94歳で亡くなっています。

今、拉致被害者家族の中で、親世代は横田早紀江さん・有本明弘さんの2人だけになっているのが現状です。

そして、被害者の兄弟の世代では、田口八重子さんの兄・飯塚繁雄さんが82歳。市川修一さんの兄・健一さんが75歳と、ご兄弟でさえ高齢になっています。

横田早紀江さんは、特に有本嘉代子さんと同じ母親の立場で共感し合い、1997年の活動開始から気持ちを通わせてこの活動に取り組んできました。

その嘉代子さんが2月に亡くなり、今月5日に滋さんが亡くなり、早紀江さんにとっては支えにしていた人が立て続けに亡くなったということになります。

横田早紀江さんの6月8日の会見を胸に、私たちも憤りや無念を伝えていかなければいけません。

2020年6月9日放送 news every.『ナゼナニっ?』より