柿沢衆院議員、地元区議への買収意図を否定 江東区長選の公職選挙法違反疑い、東京地検特捜部が任意聴取
東京の江東区長選挙をめぐる公職選挙法違反の疑いで、東京地検特捜部は柿沢未途衆議院議員への任意の事情聴取を行いました。関係者によりますと、柿沢議員は地元区議への買収の意図を否定したということです。
柿沢議員は、支援していた木村弥生前区長が出馬した4月の江東区長選挙をめぐり、区長選前に一部の地元区議に20万円の現金を配り、買収した疑いで、これまで地元事務所や議員会館事務所などの家宅捜索を受けています。
関係者によりますと、特捜部は16日午後、柿沢議員に対して任意の事情聴取を行いましたが、聴取に対し、柿沢議員は現金配布について「領収書をもらっていて、買収の意図はない」と、改めて買収の意図を否定したということです。
特捜部は押収した資料を分析するなど、詳しく調べるものとみられます。